ぬか床一年生は使いきりタイプのぬか床です。
だいたい1ヶ月くらい使えます。
だんだん味がうすくなり、旨みが感じられなくなったり、嫌なにおいがしてきたら、新しいものへの替え時です。
え!1ヶ月使って捨ててしまうなんてもったいない!と思うかもしれませんね。
でも、使いりきりでない、昔ながらのぬか床でも、ずーっと同じぬかを使っているわけでなく、新しいぬかや塩、旨みの昆布を足さなければいけません。
この調整がけっこう難しいので、古いものにぬかなどを足していくより、全部新しいものに変えてしまって、いつでも良い状態で楽しもう!というわけです。
使いきりタイプだから、ずーっと続けなくちゃいけないというプレッシャーがなく、気軽に始められるのもメリット。
また、飽きたら休んで、また思いついた時に始められます。

でも、せっかくなら、少しでも長持ちさせたいですよね。
上手に管理すれば、季節や漬ける野菜にもよりますが、1ヶ月半~2ヶ月くらい使えます。
ぬか床一年生を長持ちさせるポイントを、いくつかあげますね。
①冷蔵庫で管理する
ぬか床一年生は、必ず冷蔵庫で保存します。
冷蔵庫で保存するほうが、雑菌の繁殖が少なく、長持ちします。
通常のぬか床では、冷蔵保存だと、漬かりが遅かったり、良い風味が出にくかったりする場合もありますが、ぬか床一年生の「みかん酵母」は低温にも強いので、冷蔵保存でもしっかり風味良く漬かります。
②水分をしっかり取る
何回か使用すると、野菜から出た水分でぬか床がゆるくなってきます。
水分が多くなると、雑菌が繁殖しやすくなります。
水分をキッチンペーパーでこまめに取り除くと、ぐっと長持ちするようになりますよ。
③野菜を出し入れするたびに、袋の外からよく揉む。
やはり、ぬかは混ぜた方が良いです。
と言っても、ぬか床一年生は、わざわざ手を汚す必要はありません。
野菜を出し入れする時に、袋の外からもめばオッケー。
天然酵母の力が強いので、野菜を漬けない日は、揉むのをお休みしても大丈夫。
しばらく留守にする場合も、1週間くらいならほったらかしで大丈夫。
ただし、その場合は、パックの水分を風聞に取って、空気をぬいておきましょう。)
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このポイントさえ押さえれば、長持ちします。
手間はかからないので、ぜひ実践してみてください^^
水分の取り方については、後日、もう少し詳しくこのブログでご紹介しますね。